ちょっと久しぶりに小樽駅から
列車に乗る機会がありました。 列車を待つあいだ、ホームの柱に こんなものを見つけました。 「国鉄」の文字がいいね。 この看板自体、すでに貴重です。 でもそこに書かれた文の意味がわかる人は、 あまりいないのでは? 小樽駅のホームには柱の鉄骨に 古レールが多数使われているのです。 以下はストックの画像から。 ▲よく見ると確かにレールです。 武骨な感じがクラシックでいい。 ▲これはレールのメーカー名の刻印。 BV&CO LD とはイギリスの鉄鋼メーカー Bolckow Vaughan & Co. Ld.(ボルコウ・ヴォーン株式会社)、 1902は製造年(明治35年)を表すのだそう。 ここでは刻印が見えるように、 その場所だけ敢えて塗装が避けられています。 ▲こちらはアメリカの鉄鋼メーカー、 CARNEGIE(カーネギー)、1900年製。 で、冒頭の写真は、その柱に使われている 古いレールの解説をしているというわけです。 でもその場所のレールはペンキが塗られて 刻印がほとんど読めないし、そもそも「このレール」って どこのことを指しているかよくわからない。 柱にレールが使われているなんて、 知らなければまず気付かない。 ひょっとしてホーム下、実際に列車が走る 線路のレールのことだと思って 「JRは明治時代のレールをまだ使ってんのか!?」 などと勘違いする人が……いないか(笑)。 JR北海道のレール問題が いろいろ取り沙汰されている昨今ですから(苦笑)。
by wilderness-otaru
| 2013-12-22 23:55
| 鉄道
|
Comments(0)
|
カテゴリ
以前の記事
2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 2023年 05月 2023年 04月 2023年 03月 more... フォロー中のブログ
最新のコメント
検索
タグ
街の風景
雪景色
できごと
小樽
史跡・遺構
海
北海道の旅
鉄道
自然の風景
カヌー/カヤック
クルーズ船
桜
建築
蒸気機関車
アウトドア
忍路
登山
野鳥
行事
おいしいもの
紅葉
SLニセコ号
バードテーブル
ビーグル
博物館
カヌー/カヤック
古民家
江差
いきもの
手宮線
北海道外の旅
落合ダム
音楽
おまつり
ジオラマ風写真
おたる潮まつり
小樽散歩案内
船
アイアンホース
大雪山
穴滝
動物園と水族館
潮見台シャンツェ
小樽市総合博物館
長橋なえぼ公園
エゾリス
住吉神社
日本橋
札幌
張碓
記事ランキング
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||