祝津〜オタモイを巡る紀行、
三部作はいよいよ完結編。 下赤岩展望台、白龍の洞窟と 絶景・奇景を楽しんだあと、 赤岩海岸の駐車場に到着です。 祝津からオタモイに至るこの探勝路、 途中2ヵ所、市街地から車道が通じるところがあり、 その1つがここ。 白龍神社と呼ばれる建物があり(外観は普通の家っぽい)、 そこに建つ極彩色の石像の印象が何といっても強烈! 近くにはたくさんのアジサイが咲く群落があり (自然なのか、人が手入れしているのか??)、 何やらシュールな感じ。 ここを過ぎ、道は樹林とササ藪の中を進み、 景観はほとんど開けません。 そして何より、登りがけっこう多い。 正直、この小樽海岸探勝路はお手軽なハイキングコース というイメージで(実際そうですが……)、 僕自身かなりナメていて、 道はわりとフラットと思っていたので、これは意外。 後ろからは「話が違うよ〜」といった ぼやきも聞こえてきますが、ここはひとつ、 聞こえないふりしてさっさと歩きます(笑)。 あとで家に帰ってから地形図見たら(先に見ようよ)、 ホントだ、確かにけっこう等高線が込んでますね、あはは。 ダラダラと登る区間のあと、ようやく展望が開けたのがここ。 塩谷海岸の窓岩が見えてきました。 “窓”の開いた岩は2つ見えますが、 画面上方が塩谷の「窓岩」と呼ばれる岩。 最近「青の洞窟」の通称で知られるようになった 洞穴があるのは、この手前です。 窓岩の後ろに忍路の半島、さらに 余市の街並みまでもが望まれます。 このあと、ササ藪の向こうに見えてきたのが、 巨大なアンテナ。 小樽市街中心部から赤岩山の山頂に見えているのが、 これです。電話の中継所らしい。 工場みたいにけっこう大きな音がしてました。 ここまでは探勝路と別に車道も通じていますが、 一般車両は通行禁止です。 この先でもう1つ、赤塗りの神社(出羽三山神社)を通過、 まだまだ続く単調な道に飽きたころ、 ようやくゴール地点、オタモイの唐門に到着です。 昭和7年築、オタモイ遊園地にあった建物のなかで 唯一現存するものです。 元は公道を跨ぐ形で建っていましたが、 交通の妨げになることから昭和53年、 ここに移築されました。 この日は小樽海岸探勝路の全行程を片道で歩くため、 クルマ2台で出掛けて1台をあらかじめ、 ここに停めておきました。 6kmの区間、実に見どころが多く変化にも富んで、 なかなか楽しいコースでした。 全区間を通しで歩くことに意義あり。
by wilderness-otaru
| 2014-08-11 12:28
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