桜町の高台 〜量徳寺東小樽支院のあたり〜


本日(4/21)のお立ち寄りは桜町。
正式な町名は「桜」だけど、地元では「さくらまち」と呼ばれることが多いです。
バスの行き先も「桜町」。一文字だけだと、一般名詞と紛らわしいことが一因かも。
同様に「緑」も「みどりちょう」とよく呼ばれます。
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傾斜地に見える大きな伽藍は〈量徳寺東小樽支院〉。
量徳寺といえば市街中心部、南樽駅近くに建つ歴史ある寺院ですが、こちらはその「支院」です。
昭和初期、寺の本堂を新築するにあたり、古い本堂をこちらに移築しています。
それとともに本堂に隣接する庫裡(くり)が新築され、一切の工事が完了したのは昭和12年10月のことでした。
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昭和初期はこの桜町一帯の宅地開発が行われた時期で、寺の移築はそれに合わせたものでした。
同じく高台に余市の鰊番屋が移築され、〈銀鱗荘〉として開業したのも同じ時代、昭和14年。


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本堂が最初に建てられた時期は定かでありませんが、明治時代であることは確か。
なかなか立派な建物ですが、寺は無人で、今ではまったく人の出入りもないので荒廃が進んでいる様子です。

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今では周囲に住宅が建ち並んでいますが、移築当時の写真を見ると、
果樹園や畑が広がる中に、ぽつんと寺が建っていたことがわかります。

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寺のあたりからは東小樽の海岸も見渡せます。
海はやや荒れ模様でした。



















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by wilderness-otaru | 2015-04-22 10:47 | 小樽散歩 | Comments(0)
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