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すごいぞ天売島!

利尻・礼文をあとにして、稚内周辺などもいろいろ回ってきましたが、そこは省略。
次の島は天売・焼尻です。

天売島といえばなんといっても「海鳥」。
断崖風景をバックに飛び回るウミネコの姿がすばらしい。
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◆数十万のウトウの飛翔!
天売といえばこの時期の見ものが、ウトウの帰巣シーンです。
普段は海上で暮らしているウトウが、繁殖期だけはヒナにエサとなる小魚を運ぶため
陸地の巣穴に帰ってくる。

見られるのは日没時で、この時間に合わせてツアーが行われています。
ウトウ保護のため、個人での訪問は控え、ツアーでの見学が推奨されています。

地面に開いているのはウトウの巣穴です。
薄暮のころになると、ウミネコが集まってきます。
ウトウが持ち帰る小魚を横取りするためです。
ここが夜の壮絶なドラマの始まり。

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暗くなるにつれ、空を飛び交うウトウのシルエットが増えてきた。
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この地で子育てをするウトウはなんと、推定で60〜80万羽!
頭上をひっきりなしに飛び交い、ときには見ている人間の頭上すれすれを
羽音も高らかに飛んで行ったり。
思わず首をすくめます。

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近くで見ると、ウトウはこんな鳥です。大きさはハトくらい。
何十匹も魚をくわえていることもあります。
この魚を横取りしようと、巣穴付近にはウミネコが待ち構えていて
ところどころで激しい争奪戦も起こります。
ときにはウトウどうしでの取り合いも。

なお天売でのウトウ見学の際、カメラのストロボ使用は禁止ではありません。
ただしあまり近付いたり、同じ鳥に何度も照らすのは控えます。

僕は、このツアーに参加するのがおととしに次いで2度目ですが
実に感動的です。
日本に、自分の住んでいるところからそう遠くない場所に、
こんなすごい自然の光景があったのかと。

ウトウの帰巣が見られるのはおおむね7月半ばくらいまで。
帰巣は日没時なので、島での1泊が必要です。
最近ではウトウを目的に島を訪れる人が増えているらしい。
泊まった宿のご主人は「ありがたいですね」とにっこり。

前回の宿も、今回泊まったところも、食事は海の幸たっぷりで大満足でした。
ただ、ツアーの前に早めの夕食をとるので、のんびり一杯やりながら、
というわけにはいきません。
でもいいのだ。
見るべし、ウトウ!
by wilderness-otaru | 2011-06-23 23:43 | 北海道の各地 | Comments(0)
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