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毛無山に登る

毛無山は小樽市街の背後、キロロ方面に行く
国道393号の裏手にある山です。
街なかからもアンテナの建つ山頂部が見えるので、
地元・小樽の人には馴染み深い山でしょう。
今日はこの山に登ってきました。
メンバーは僕のほか、小樽の登山用品店・北嶺舎の森下さん他2名。
スタートは国道393号の路肩から。
わりと緩やかな斜面を登ること約40分。
あのアンテナも間近に見えています。
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樹林帯の平地を少し進むと、急な深雪斜面の始まり。
高度を上げるにつれ、小樽の市街地がきれいに見えてきます。
街の中心部、小樽港、その向こうには祝津方面。
少し視線を動かすと塩谷丸山もくっきりと。
この景色は山に登った人にしか見られないものです。
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ここからが極上のダウンヒルの始まり……
しかしその前に「弱層テスト」です。
降り積もった雪のなかに結びつきが弱く、
雪崩になりやすい雪の層がないかを調べます。
雪の斜面で、スコップで柱のように
雪を掘り出して雪の状態をチェックします。
このほかに雪崩対策として、
全員がアバランチ・ビーコン(電波発信器)を身に付けています。
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弱層テストの結果、雪の層全体がおおむね安定していて、
状態はOKと判定。そこで滑り始めます。
もちろん他に滑った人などいないので最高の新雪です。
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▼テレマークで果敢に急斜面に突っ込む森下さん。
粉雪を巻き上げて、転ばなくても全身雪まみれ。
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かなりの急斜面、バホバホのディープパウダー!
こりゃあ楽しいや。

急斜面のあとは、樹林のなかの
緩めの斜面を下って出発地点に戻ります。

ところでこの毛無山から天神町方面に下るコースは、
戦前の国体スキー大会での滑降競技に使われているのです。
滑降といっても現代のレースのように、
整地された長いバーンを高速で滑り降りるのとはまったく違います。
とりわけコースの後半部分、斜面はけっこう複雑で、
小さな沢を越えたり登り返しになったり……。
ここで行われた競技とは一体どんなものだったのだろうか……。







by wilderness-otaru | 2012-02-01 21:47 | アウトドア | Comments(0)
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