雨降りに低温と、どうしようもない天気が続く
今年のゴールデンウィークです。 こんなときにはインドアの作業をしようと、 古い写真のデジタルデータ化を つらつらとやっています。 アルバムの写真をスキャナーで取り込む作業は、 以前から暇を見て少しずつやっているのですが、 なかなか進んでいません。 取り込むのは昭和46(1971)年からの 4年ほどのあいだに撮った蒸気機関車の写真。 蒸気機関車が現役で……保存・復活運転でなく…… 走っていた最後の時代です。 蒸気機関車が急速に減るなかでも、 比較的多くが走っていた北海道は ファンにとっての“聖地”でした。 中学1年生になった私がようやく 泊まりがけの一人旅を許され、 東京から初めて北海道への撮影旅行に出たのが 昭和48年、ちょうど40年前の夏休みです。 道央〜道北を中心に10日間ほどの旅でしたが、 小樽は単に通っただけでした。 それでもたった1カットだけ 小樽市内で撮った蒸気機関車の写真がありました。 旅の最終日、札幌から「急行ニセコ」で 函館へ向かう途中、向こうから来る 蒸機牽引の列車を見つけ、窓から急いで写した一枚です。 今ではこの場所がどこかすぐわかります。 新富町と勝納町のあいだの道路に架かる 終焉がいよいよ近い時代でした。 【追記】 あとになって知りましたが、このD51 146は 現役引退後、静岡市に移されて 保存展示されているとのこと。 しかし長い年月が経過して 傷みが進んだことから解体の話も出ましたが、 反対の声が大きく、結局は 保存続行となったらしいです。 ちょうどこの春のことで、 長年眠っていた写真を改めて見直したのが、 何やら奇遇なことに思われます。
by wilderness-otaru
| 2013-05-05 12:56
| 小樽散歩
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