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〈小樽海岸探勝路〉を歩く。〈Part2〉秘境! 白龍洞窟へ

下赤岩展望台で景観を満喫したあと、
メインのコースを外れて断崖を下りるルートに
足を踏み入れます。

ここは〈白龍権現コース〉とか〈胎内めぐり〉とか、
どちらにしても妖しげな名前が付いていますが、
断崖上に架けられたハシゴを下るという
なかなかスリリングなコースです。

登山経験の乏しい女性2人が同行なので、
無理に下りるつもりはなかったのですが、
最初のハシゴを下りてみてこれは行けそう、
ということで進んでみます。
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奇岩のあいだのルートを慎重に……。
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後ろに見える尖った岩が大黒岩。
この一帯はロッククライミングの名所で、
昭和初期からクライマーが訪れていたらしい。
長いハシゴを下ると洞窟があります。
ここが高野山の修験者・高尾了範(←祝津のコース起点に建つ石像はこの人のもの)
こもったというところ。
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▲手前には「白龍」の名に因むものか、
とぐろを巻いたヘビの石像もありました。
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それにしてもこんな険しい断崖の途中まで、
石像をよくぞ運んだもの。
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▲洞窟の入口に珍しいものを見つけました。
岩肌に刻まれているのは「印(しるし)」です。
古くから商家や漁師の網元などが、
店のマークとして用いた記号です
(時に「屋号」とも呼ばれますが、それは誤り)

周辺の漁業者が大漁や海上安全を祈願してここにお参りし、
その際に刻んだものと思われます。
年代はわかりませんが、漢字表記が一切なく
印だけであることからかなり古そう。
明治〜昭和戦前かも。

こんな険しい場所に石像などを奉納したことをみても、
昔の漁業者の信仰心の深さがわかります。

次章、冒険行はいよいよ大団円へ!?
Part 3へ続く




by wilderness-otaru | 2014-08-11 11:53 | アウトドア | Comments(0)
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