祝津・江之島ホテル跡

10日ほど前になりますが、祝津へお出かけ。
その際、高台の「鰊御殿」近くに上がり、
ついでに立ち寄ったのがこの場所。
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おたる水族館の「海獣公園」を望む場所で、
コンクリートの土台やタイル張りの床など、
建物の痕跡が残っています。
これがかつての「江之島ホテル」跡。

昔の写真で見るとこんな感じです。
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写真ではまだ現在の場所に水族館がなく、
(新築移転は昭和49年7月)、
今の「海獣公園」は海水浴場となっています。
このあたりは「目梨泊」(めなしどまり)
と呼ばれた浜で、古くは鰊漁の拠点でもあったらしい。
写真で大きな倉庫のような建物が見えるのは
その名残かも知れません。

また日和山灯台に隣接して
職員住宅らしき建物が建っています
(無人化は昭和60年)

江之島ホテルがいつまであったのか、
かねがね気になっていましたが、
最近になって偶然にも、古い新聞に
関連の記事を見つけました。
昭和59年6月10日付で、それによると
ホテルは5月21日未明の火災で全焼し、
その後3週間経っても
そのままになっているという内容。

2年前から休業していて、
この3月に「Aさん(38)」が買い取り、
小樽博に合わせてオープンさせるために
改修工事を進めていたが、
その最中に出火した、とのこと。

危険なので早く解体撤去してほしいが、
Aさんは火事の後、行方不明になっている、
とも書いてありました。

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タイル張りの床は、浴場の跡だろう。
いい眺めだったと思われますが……。

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けっこう入ってくる人がいるのは、
水族館のショウの声に引かれて……かな。
















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by wilderness-otaru | 2017-04-28 14:15 | 小樽散歩 | Comments(2)
Commented by オランダ人 at 2017-07-07 18:57 x
これは貴重な写真ですね。 確かにまだ昔の水族館が現役だった頃、ニシン御殿の岬を軽く山越えして降りてきたところに海水浴場がありました。 この江の島ホテルも大きな看板がかかっていたのを覚えています。 ちょっと裕福な家庭の子らは海水浴の後でこのホテルの風呂で身体を洗っていましたが、僕たちは日焼けして塩でパリパリの頭のまま中央バスに乗って町に戻っていました。 海水浴場から海を見て左手に海岸伝いに先の方に歩いて行けて、アイナメなんかが釣れる岩場になっていました。 新しい水族館が出来て海獣公園が出来たばかりの頃も、まだ歩いて先の方に行けたのですが、今やすっかり立ち入り禁止になってしまいましたね。 江の島ホテルが火事で焼失したのは知りませんでした。 昭和59年と言えば自分が21歳の頃、さすがに祝津に海水浴には行かなくなっていたなぁ。
Commented by wilderness-otaru at 2017-07-09 12:08
貴重な体験談をありがとうございます。
江の島ホテルは他に写真がありそうなのですが、なかなか持っている人に巡り会えません。
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