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真冬の兜岩へ

忍路(おしょろ)の湾口に立つ「兜岩」。
独特な姿で強い存在感を放つ、
ランドマーク的景観です。
夏のあいだはカヤックで真下を通り、
ときどきは上陸して岩に登ったりもします。

この岩に内陸からアプローチしたのは
2年前の冬。
道はありませんが、積雪期には
尾根上を通って行くことが可能です。

わりと手軽に歩け、途中の景色もすばらしいので
その後も何度か通っています。

天気予報に反して晴れ間の広がった土曜日、
急に思い立って行ってみました。
(そんな風に手軽に行けるところです)

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▲コース上、最初の展望ポイントがここ。
岬の中に切れ込んだ湾を見下ろします。
海は、この時期にしては穏やか。
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▲湾の奥では岩壁から滲み出た水が凍り、
大きな氷柱となりますが、
この時期はまだあまり成長していません。
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▲目指す兜岩が見えてきた!
この時期だと正午過ぎの時間で
太陽はすでに250°くらいの位置にきます。
尾根から見ると逆光になりますが、
それもまたドラマチックな景観。

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▲漁船が出て行った。何の漁だろう。
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▲湾内に視線を移すと、
臨海実験場の建物が小さく見えます。

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▲やがて沖の方から黒雲が
すごい速さでやってきました。
それまでの青空が見る間に隠され、
一転して横なぐりの雪に。
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やっぱり今日は、午前中に晴れたのが
奇跡的でした。
こんな天候の急変も、冬ならでの景観のひとつ。
パーカのフードを深くかぶり、
帰路に付きました。














by wilderness-otaru | 2018-01-15 11:37 | アウトドア | Comments(0)
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