朝里天狗岳に登る

小樽周辺の山の紅葉は
そろそろ終わりが近そう。
晴れた平日、急に思い立って出掛けたのが、
朝里天狗岳。

朝里ダムのダム湖
(「オタルナイ湖」などという、アイヌ語の意味を無視した
とんでもない名前が付けられていますが……)
を見下ろす位置にそびえるこの山、
私の自宅から見えるのです。

標高は683mとさほどではありませんが、
“天狗”の名の付く山の多くがそうであるように、
数値以上の存在感がある姿です。

実はこの山が夏山登山の対象であることを、
つい最近まで知らなかった。
知人がfacebookに投稿しているのを見て
初めて、手軽に登れることを知りました。

もう20年くらい前、
山スキーを始めた頃の冬、トレーニングとして
新光町の奥、石倉山から朝里天狗岳まで
長い縦走をしたことはありました。

しかし夏の登山道があるとはまったく知らず。
国土地理院の地形図にも
道は記されてないんですから……。
でもネットで調べたら、
いろいろな情報や体験談があって、けっこう
ポピュラーな山であることがわかりました。

……と、前置きが長くなりましたが、
定山渓に向かう道道1号の脇から
登山道に入ります。

目印となるのは道路脇に立つ
「魚留の滝」の看板。
(ただし定山渓方面から下ってくると見えません)
クルマはここから数百m上がったところに、
10台くらいのスペースがあるので、そこに。
以上はネット上の登山情報に記されている内容です。

d0174510_10464752.jpg
いや〜この道、クルマではよく通るのだけれど
登山道があるとは、つゆ知らず。
小さな標識が付いていますが、
クルマからは気付かないよ〜。
d0174510_10483177.jpg
落ち葉の積もった道は
なかなか風情があります。
と思ったら……
d0174510_10491790.jpg
いきなり頭上に巨大な鉄塔が!
興を削がれる感じですが、
そもそもこの道、送電線の管理道なのですから
文句を言っちゃあダメです。
d0174510_10512676.jpg
小さな沢を越えるところが3ヶ所ほどありました。
苔むした岩と落ち葉が、庭園のような美しさ。

d0174510_10531550.jpg
トドマツの幹に「←天狗岳」と書かれた箇所があり、
ここで送電線下の切り開きを離れ、
ほぼ真北に進路を変えます。
これもネットで予習したとおり。

以後、見通しのきかないヤブの中を進みますが、
10m足らずの短い間隔で、木に赤テープのマークが
付けられているので、これに従って進みます。
d0174510_10572139.jpg
はい、山頂に着きました。
登り始めから40分くらい。
真新しい看板が立っています。

ただしこの山頂からの展望は、大したことがありません。
見晴らしはいいのだけれど、見えるのは
周囲の山の連なりばかりで面白みに欠ける感じ。

ここからさらにヤブの中を数百m歩くと、
そこが展望のいいポイントです。
d0174510_11004983.jpg
d0174510_11020972.jpg
眼下にダム湖、その向こうには
小樽の市街地、海、という好展望です。
紅葉もまずまず。

展望のいい、こっちのピークに
山頂の標識を立てればいいのに、と思いますが、
どうも三角点にこだわる発想が、
登山愛好家のなかにも強いのかなあ……などと。

ともあれ、手軽に眺めを楽しめ、いい山でした。
何といっても家から近いし。
また、ときどき来ようと思いました。

d0174510_11153564.jpg

登ったのは、おおむね赤線のルートです。

下山後、「魚留の滝」にも寄ってきました。
そちらの画像は次回に……。










[PR]
by wilderness-otaru | 2018-10-29 11:17 | アウトドア | Comments(0)
<< 魚留の滝 浜益・黄金山に登る >>