室蘭へ 「一日散歩きっぷ」の小旅行【その1】

雪山の記事を載せたので順序が前後しましたが、
11月半ばの週末、室蘭に行ってきました。

JR北海道の『一日散歩きっぷ』を使って、
列車での小旅行です。
d0174510_11533963.jpg
このきっぷは¥2,260、
乗れるのは普通列車のみだけれど、
小樽から室蘭までの乗車券は片道で
¥3,000を超えるのだから、かなりおトク。

ただし室蘭方面へ行く普通列車は、本数が非常に少ない。
最寄りの小樽築港駅を5:45の一番列車で出発しても、
札幌発、東室蘭行きの最初の列車には
わずか5分の差で接続できません。

次の列車となると室蘭着は正午近くになり、
現地で使える時間が大幅に減ってしまいます。
これでは行く意味ないか……と半ばあきらめたのですが、
時刻表をよーく見るうち、
札幌から後続の快速エアポートに乗ると、
途中で東室蘭行き普通列車に追いつくことがわかり、
これで問題が解決!

d0174510_12045800.jpg
計画どおりに列車を乗り継いで、
室蘭駅には9時過ぎに到着。
駅前には地球儀のモニュメントが建っています。

LAのユニバーサル・スタジオに
似たようなものがあるようですが、
多分、偶然の類似だと思います。
室蘭の景勝地「地球岬」(後述)と、
製鉄の街、をシンボライズしたもの……と想像します。

最初に訪れたのが、現在の駅から数百m離れたところにある、
旧駅舎。
d0174510_12094033.jpg
明治45年築、平成9年に現駅舎ができるまで
使われていたらしい。
内部には観光協会のinfoがあるので、
まずはここで街の地図などを入手します。

その後、街を歩き始めましたが……。
d0174510_12130144.jpg
d0174510_12132315.jpg
目に入ってきたのは、シャッターを下ろした店が並ぶ
わびしい商店街。
かつてここを見て椎名誠が「ゴーストタウンのよう」と言ったのだっけ。
まあ室蘭に限らず中心部の商店街が寂れる現象は、
道内各地で(本州でも?)目にしますが……。

室蘭は小樽と同様、古くからの石炭積み出し港であり、
加えて製鉄所が稼働して工業都市となり、
大いに発展した街です。
しかし石炭の時代が終わり、製鉄も
合理化などによって工場の規模が縮小され、
街が“斜陽”といわれることとなります。

このあたり石炭産業や海運業の衰退で
街の繁栄が陰った小樽とは、
通ずる部分が非常に多いです。

さて中心部を通り抜け、名勝・地球岬へ。
4kmほどの道のりなので、のんびり歩いて行きます。
d0174510_12270383.jpg
眼下の海岸風景がなかなか。
遠くには噴火湾を隔てて、雪をかぶった駒ヶ岳が見えています。
d0174510_12284140.jpg
やっほ〜。
地球岬に着きました。
d0174510_12282867.jpg
「地球岬」の名前はアイヌ語で
“断崖”を意味する「チケップ」が(だいぶ)訛って
“地球”になったらしい。
「地球の丸さを実感できる風景……」などというのは
後付けです。

市街地のすぐ背後に、海に面した断崖があるというのも
小樽に似ているかも。
小樽には赤岩海岸という名所がありますから……。

岬をあとにして、今度は別ルートで街へ戻ります。

【つづく】









[PR]
by wilderness-otaru | 2018-12-03 12:37 | 北海道の各地 | Comments(0)
<< 室蘭へ 「一日散歩きっぷ」の小... 魚留の滝、雪景色 >>