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朝里から張碓へ 張碓駅跡に恵比須岩など

北陸の旅のレポートが長くなりましたが、
ひさしぶりに小樽のことを書きます。

今シーズン2回目、海でのカヤックです。
朝里から張碓へと向かいます。
ちょい乗りだと塩谷、忍路あたりが定番ですが、
東向きはひさしぶり。

スタートは朝里川の河口です。
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まだ雪解け水があるせいか、水量は多いです。
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風景に変化は乏しいですが、
ひんぱんに来る電車が、単調さを救ってくれます。
電車の中から手を振ってくれる人に応えたりして、
楽しい感じ。
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張碓トンネルが見えてきた。
このあたりの断崖はすごい。
よくぞこんなところに鉄道を敷いたものだ。
明治13年の開業当初、このトンネルはなく
海沿いぎりぎりを線路が通っていました。

張碓トンネルがいつ開通したか、記録は見当たらないのですが
この区間は明治44年に複線化されているので、
そのときにトンネルができたとみるのが自然だと思います。
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この水際を義経や弁慶が走っていた!


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トンネルの東側。
このあたりにかつて張碓駅がありました。
晩年は夏だけの臨時駅として使われていましたが、
やがてそれもなくなり、正式に廃止となったのは2006年。

駅の跡まで上がってみた。
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かつてのホーム跡に義経隧道碑がそのまま残っています。
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さらに進んで恵比須岩が見えてきた。
車窓から見る風景はおなじみです。
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恵比須岩の前には漁師さんの舟屋があります。
人の住まいではありません。

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すぐ後ろを線路が通っています。
張碓の住宅地から通じる道がありますが、
関係者以外は通行禁止です。
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このあたりの断崖もすごい。
ほとんどオーバーハング。
この岩山の下に「義経隧道」とも呼ばれる
トンネルがあります。
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ほぼ同じ場所、明治時代後期の写真。
(小樽市総合博物館所蔵)
トンネルが見えます。
こちらに向かってくる汽車の煙も。

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帰りもまた電車を撮りながら。
こういう“漕ぎ鉄”も楽しいです。









by wilderness-otaru | 2019-05-28 22:33 | シーカヤック | Comments(0)
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