カテゴリ:小樽散歩( 335 )

日本郵船の館内へ

北海道の観光施設などでは11月上旬の週末をもって
営業を終わるところが多くあります。
あとは4月下旬の連休まで“冬眠”となるので、
旅行関係の雑誌編集では、しまった!撮っておけばよかった!!
ということがけっこうあるのですね。

それとは別ですが、小樽では
重要文化財になっている旧日本郵船小樽支店が、
この11月4日から修復工事のため、長期休館となります。
再開は2022年3月という大掛かりな作業らしい。

何度も訪れているので、特に必要性はないのだけれど、
今後の約3年半は入れないということで、
一応、見納めに行っておきました。
d0174510_13160367.jpg

外観は荘厳・重厚な建築ですが、
内装の細かいところも見ものです。

d0174510_13165760.jpg
d0174510_13170768.jpg
d0174510_13213843.jpg

d0174510_13180988.jpg
d0174510_13182169.jpg
d0174510_13195942.jpg
d0174510_13182925.jpg
d0174510_13185374.jpg
d0174510_13191391.jpg
d0174510_13210362.jpg
d0174510_13251733.jpg

あとで気付けば、圧倒的にタテ位置の写真が多かった。
なんで!?
今回はいっそ、全部タテの画像だけを載せました。


それにしても修理工事に3年半近くとは長い。

この郵船では近年にも、2013年9月に「調査工事」が始まり、
当初の予定を1年延長して2015年3月まで休館していました。
今回始まる修理工事は、その調査を受けてのものだそうですが、
調査から着工まで3年以上も経って、
その間にも現況が変わってしまうのではないかと、
余計な心配をしてしまいます。

たまたま、今日の新聞は日本ハムファイターズの
新球場(ボールパーク)建設の計画を伝えていました。
それによれば2020年5月着工、
23年3月開業の予定とのこと。
工事期間は3年足らず。
郵船の修理工事はそれより長いんだな。

役所の仕事ってすごいな〜と、
あらためて感じ入りました。


皮肉かって?
当たり前でしょ(^-^*)








[PR]
by wilderness-otaru | 2018-11-05 13:26 | 小樽散歩 | Comments(0)

魚留の滝

朝里天狗岳に登った帰り、
魚留の滝にも寄ってきました。
何といったって登山道を下ると、
道道を隔てたほぼ向かいに、
滝への道があるのですから。

滝までは歩いてほんの5分ほど。
d0174510_00124153.jpg
滝では“定番”、白糸のような水流を撮ってみる。
山の帰りで三脚を持っていなかったので、
カメラを石の上に置いて、1/2のシャッターで
なんとかそれらしく。

紅葉の鮮やかさは今ひとつの感じです。
谷間で日当たりが悪いせいもありますが……。

魚留の滝は岩の上を水が流れ落ちていて、
滝壺というものがありません。
水辺まで下りることも、
できなくはなさそうだったけれど、
けっこう危ない感じ。
下りはよくても、登るのが大変そうなので、
やめておきました。
d0174510_00201539.jpg
滝への下り口はこの道路脇です。
こんなところに人が立っていると、
ドライバーはぎょっとするかも……。








[PR]
by wilderness-otaru | 2018-10-31 00:21 | 小樽散歩 | Comments(0)

秋の赤岩山

天気のいい日を見計らって
赤岩山に登ってきました。
登る、といっても片道30分足らずの
ちょっとした“お散歩”です。
最近トレッキングブーツを新調したので、
その馴らしも兼ねて。
d0174510_13283290.jpg
▲下赤岩、テーブルリッジに着いてまもなく、
にわか雨が来て、すぐに上がったと思ったら、虹。
5分ほどで消えてしまったけれど、
青い海をバックにしてきれいでした。

d0174510_13324046.jpg
▲このとき、海に面した岩の先端には
ハヤブサ?と思われる鳥がいました。
(長いレンズがなかったので、あとから画像を大幅に拡大しています)

しばらく動かずにいましたが、
虹に気を取られているあいだに飛び去ってしまい、
飛ぶ姿を見られなかったのが残念……。

d0174510_13343154.jpg
▲青緑の海の色がすばらしい。
山では木々の紅葉が始まっています。
d0174510_13362130.jpg
d0174510_13365180.jpg
海を見ていたら漕ぎたくなった。
まだ行けるな……。
d0174510_13380731.jpg
▲山は古くからの“霊場”でもあり、
山道脇にはたくさんの石仏が並んでいます。









[PR]
by wilderness-otaru | 2018-10-12 13:39 | 小樽散歩 | Comments(0)

穴滝 小樽の“秘境”にまつわる歴史など

当方で編集を担当する北海道新聞小樽版の別刷り
〈新 ねっとわーく小樽〉2018年8月15日号、
1面特集は『穴滝』。
勝納川の源頭部に位置するこの滝は、
大きな洞穴の上から一筋の水が流れ落ちる
特異な景観の見られる場所です。

市街地から1時間ほどで行けますが、
ポピュラーな観光地ではなく、
“秘境的”な趣のある場所です。
小樽市民でも行ったことのある人は、
そう多くないようです。

今回の特集記事でメインの画像として使ったのは、これ。
d0174510_09515544.jpg
紙面は1色刷りですが、撮影は3年前の6月、
新緑のきれいな時期でした。
滝の手前にある、
ちょっと高くなった場所から撮っています。
同行した女性が滝の近くにいたので、
「水にさわって」と注文つけました。
12mmの超広角で、見ようによっては
ドローンで撮ったような高度感と広がりになりました。

一般的な穴滝の写真というと……
d0174510_09534317.jpg
d0174510_09535976.jpg
▲このように下から撮るものが多いです。


まあこのように、景観として魅力的な場所ですが、
今回の記事では穴滝にまつわる歴史を探ってみました。
紙面にも書きましたが、穴滝は古く(明治の末頃?)から、
信仰の場となり、滝で修行する人がいたらしい。
さらには難病を患った人が治癒を願って
滝に入るようになりますが、これが大問題となります。

穴滝の下流には上水道の源となる奥沢水源地があり、
そこに病人の浴びた水が流れ込むのは大変……というわけです。
実際に病人が滝に集まっているかは定かでなく、
風評だった可能性もあります。
今よりも医療が未発達で衛生環境が悪かった時代、
難病患者に対する偏見もあったのかもしれません。

昭和7年9月1日付けの〈小樽新聞〉には、
穴滝地蔵を洞窟の外に移し、洞窟を爆破するという
ショッキングな記事が載っています。
ただし記事をよく読むと
「若し爆破が困難な場合は洞窟入口に金網を張り
絶対入洞を不能ならしめる……」
と少々“弱気”な一文もあります。
そのとおり、実際に爆破が実行されることは
ありませんでした。
昭和初期から穴滝は立ち入り禁止となったようですが、
その規制がいつまで続いたかは定かでありません。

穴滝信仰にまつわる像が、
松ヶ枝にある仏教寺院〈金比羅大本院〉にあると知ったのは、
最近のことです。現物を拝見し、住職に話を伺いました。

金比羅大本院があるのは松ヶ枝の高台。
住宅地の奥からさらに上がったところです。
訪れたのは7月下旬、
小樽でも気温30度くらいの暑さが続いたころでした。
d0174510_10262263.jpg
お寺に続く道は、両側に大きな樹木が並び
1〜2度気温が低いように感じられました。
d0174510_10280511.jpg
道沿いにはたくさんのアジサイが。
d0174510_10290271.jpg
境内の奥にある〈穴滝八大龍神〉の像。
昭和27年、穴滝を信仰する人々の寄進によって建てられ、
寺にはその名簿が残っていました。

再び穴滝の話に戻ります。
それにしてもどうしてこんな地形ができたのか。
これについては昭和13年に発刊された
〈小樽の地形と地質〉という文献に、有用な記述がありました。

文語体で書かれた本で読みにくいのですが、
要約すると穴滝のある岩壁は、
上層に硬質の集塊溶岩、下層に軟質の凝灰岩があり、
滝の流れによって下層が浸蝕され、
上層だけが残った、ということ。

ただし現在のようにわずかな水量では、
それだけの浸蝕作用があるはずもない。
穴滝のさらに上流、分水嶺を隔てて余市側に下る
畚部(フゴッペ)川の源流部の標高の高い位置に
「畚部火口湖」と呼べる湖があり、
そこから大きな流れがあったに違いない。
浸蝕によってできた穴滝の地形は、
かつてそこに大きな流れがあった証拠である……
といったことが書かれています。

調べるにつけ、単なる“奇景”ではない、
なかなか興味深い穴滝の姿が見えてきました。











[PR]
by wilderness-otaru | 2018-08-16 10:48 | 小樽散歩 | Comments(1)

夕暮れどきの塩谷

カヤックはちょっと久しぶりです。
6月から7月半ばまで、
天候に恵まれない日が多かった……。

久々に漕ぐのは塩谷。
出艇したのは夕方5時過ぎでした。
d0174510_23130233.jpg
東側、立岩方面に向かいます。
d0174510_23141217.jpg
17時発のフェリーが沖合いに見えました。
d0174510_23164700.jpg
d0174510_23171555.jpg
カモメの幼鳥か?
d0174510_23175798.jpg
d0174510_23182251.jpg









[PR]
by wilderness-otaru | 2018-07-31 23:22 | 小樽散歩 | Comments(0)

十間坂と荒巻山

手宮地区にある十間坂のことは、
過去にも何度か書いたことがあります。
十間の名のとおり幅の広い坂道で、
勾配もかなり急。
d0174510_14525887.jpg
d0174510_14544664.jpg
写真に撮ると、坂の急さは伝わりにくいのですけどね。

道幅が正確に10間(18m)かはわかりませんが、
市街地に防火帯を確保する目的もあって、
このような道が造られたようです。

広い坂道ですが、上の方で舗装が途切れ、
あとは人ひとりが通れるだけの、
細い道になります。
d0174510_14563605.jpg

先日、この高台一帯を取材で歩くことがありました。
坂の上に1軒だけ建つ家(かつては何軒もあったらしい)に住む
おばあちゃまに話を聞けて有意義でした。

それまで行ったことがなかったのだけど、
坂の上からさらに道が通じているのでした。

てっぺん部分は少々荒れた感じです。
d0174510_15031855.jpg
▲岩山を人為的に切り崩した形跡がわかります。

d0174510_15060196.jpg
▲見下ろせば稲穂、市街中心部が間近に。
意外なほどの近さです。
d0174510_15041606.jpg
▲少し進むと車道に出ます。
浄應寺の坂です。
近いことはわかっていても、
ちょっとフシギな感じ……。

この山の一帯は、地主の名から
荒巻山と呼ばれています。
SF小説家として知られた荒巻義雄氏は、
ここの土地所有者が生家なのだそう。

この山を、稲穂側から見た光景も特徴的。
d0174510_15111445.jpg
▲山の上から見たのと、まんま同じです。
 当たり前だけど……。

山を切り崩して道を開く試みも、
過去には行われたようです。
山の上の家のおばあちゃま曰く、
昔はこの斜面を通ることができたのだそう。
なるほど、画面左側は比較的傾斜が緩やかだから、
ここに道があったのだろう。

d0174510_15184172.jpg
▲国土地理院発行の地形図より。
十間坂の最上部から、浄應寺の坂に通じる道は
確かに描かれています。










[PR]
by wilderness-otaru | 2018-07-11 15:22 | 小樽散歩 | Comments(0)

客船ロストラル L'Austral

夕暮れどき、港に何か見慣れない船がいると思ったら、
クルーズ船でした。フランス船籍のロストラル。
カタカナで名前を見て、どういう意味かと思いましたが
L'Austral とスペルを知れば「南」の意味が浮かびます。

d0174510_23475737.jpg
19時過ぎ、薄暮のいい時間でした。
d0174510_23491221.jpg
10,700トンと大きくはないけれど、
なかなかスタイリッシュな船です。

まあフランス、と聞くとすぐおしゃれだ、
デザインが洗練されている……と
結びつけるのはどうかと思うけれど……。
(ついでにいえば、ドイツらしい精密さとか、
ラテン的な明るさ、北海道らしい大らかさ、など……)


公表されている予定表では月曜の13:00に入港し、
火曜の18:00出港と、ゆっくりしたスケジュール。
大型クルーズ船でも港でのオーバーナイトはあまりなく、
朝着いて夜に出る、という船が多いようです。
ま、ゆっくりしてってください。
d0174510_23520290.jpg
第3埠頭の倉庫は、何やら廃虚的というか、
無機質な雰囲気です。
絵柄としてはおもしろいけれど、
船客を迎えるところとしてはどうだろう。
d0174510_23545643.jpg
写真を撮っていたら、
スケボーに乗った人が、
傍らをシャーっと通り抜けていきました。
乗客なのか??







[PR]
by wilderness-otaru | 2018-05-28 23:59 | 小樽散歩 | Comments(0)

2018年、小樽の桜は

今年、小樽の桜は5月に入ってすぐが見頃で、
時期としては平年並みだったよう。
連休後半はあまり天候に恵まれませんでしたが、
5月4日は予報に反してまずまずの好天。
市内をざっと駆け足で、桜ウォッチングしてみました。

d0174510_01013154.jpg
まずは朝里ダム。
桜と湖水と春紅葉。
広葉樹の色付きはまだ、今ひとつでした。
d0174510_01030097.jpg
つぎ。奥沢水源地です。
葉の色は、こっちの方が良かったか。
d0174510_01031788.jpg
水辺に何本かの桜が咲いていますが、
近く付くことができないのは
もどかしいところ。

水源地からほど近い天満宮にも寄りました。
d0174510_01044564.jpg
その後、入船の高台にある農園へ。
花の苗木などを育てている場所のようですが、
この敷地脇にある桜がなかなかの見ものです。
ここはわりと穴場だと思います。
d0174510_01052603.jpg
d0174510_08554326.jpg
敷地沿いの家は、目の前が桜並木。いいね〜。

そしておなじみ、天上寺。
ここは、道路を隔てた高台から
境内を見下ろすアングルが好きです。
d0174510_01083458.jpg
ちょっと電線がうるさいけれど……。
d0174510_01094480.jpg
最後は長橋なえぼ公園。
ピクニックを楽しむ人でにぎわっていました。

結局、5月の連休中、終日すっきり晴れたのは4日だけ。
短時間ながら、いい感じで花見を楽しめました。









[PR]
by wilderness-otaru | 2018-05-07 01:13 | 小樽散歩 | Comments(0)

雪の小樽駅

しばらくまとまった雪がなく、
このまま春になるのかと思いきや、
そうはいかない北海道。

荒れ模様の今日、所用で札幌までJRで。
午後の小樽駅は、強い雪のなかでした。
d0174510_00101686.jpg
d0174510_00121773.jpg
屋根の鉄骨には
古レールが多く使われています。
昔はよくあったけど、
今はそんな駅も少なくなりました。
d0174510_00095390.jpg

d0174510_00030688.jpg
保線作業の人たちが、
ホームの除雪に追われていました。
d0174510_00033175.jpg
湿り気の多い雪です。
重くて大変そう。
d0174510_00050482.jpg
d0174510_00053111.jpg
d0174510_00055011.jpg
車両の前後に、べったり。
d0174510_00071548.jpg
d0174510_00074266.jpg
d0174510_00080051.jpg
キャリーバッグの跡が、幾筋も。
d0174510_00112828.jpg
ベタ雪です。
d0174510_00131294.jpg
小樽駅名物、北一硝子提供のランプ。
もちろん、中は電球ですが……。
d0174510_00133546.jpg









[PR]
by wilderness-otaru | 2018-03-02 00:15 | 小樽散歩 | Comments(0)

花園〜緑町の小路

朝、仕事場へ向かう途中、ときどき
あえて違う道に迷い込んでみます。
d0174510_11343002.jpg
気になる建物があります。
レンガの煙突は、そば屋さん。
その奥は風格ある洋館の住宅。
d0174510_11355138.jpg
▲書物によると昭和10年築の建物。
平成の初頭には「建築研究所」の
看板が立っていたようです。

住宅地の中に入ると、
道はいよいよ細さを増し……。
d0174510_11432525.jpg
▲中央分離帯のある道!?
右手のアパートに入る、専用レーンですね。

d0174510_11482188.jpg
▲わんこに吠えられる。
無理もない……。
d0174510_11465206.jpg
さらに進むにはスノーシューが要りそう。

d0174510_11495952.jpg
d0174510_11503545.jpg
▲妙見川は大事な雪捨場。









[PR]
by wilderness-otaru | 2018-02-06 11:51 | 小樽散歩 | Comments(2)