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暴風雪!

妙に気温が高かった昨日から一転して、
今日は大荒れ。
暴風雪といっていい荒天です。
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▲どのクルマもヘッドライトON。
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▲アーケード内でも吹き込む雪がすごいので、
傘はそのままに。
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▲何と! 出前持ちのおにいさん。
ママチャリ、素手です。さすがプロだ。
 こんな日はランチでも外に出たくないから、
出前の注文は多いんだろうな……





# by wilderness-otaru | 2014-01-31 13:15 | 小樽散歩 | Comments(0)

花園町の朝

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歓楽街の裏通り、朝の風景です。
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▲▼2軒は雰囲気が似ているけれど、
別の家です。
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▲店なのか、普通の住宅なのか……。
なかなか味のある家。
ものすごーくていねいに
雪かきがしてありました。
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▲老舗の餅屋さん、ツルヤ。
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裏手にあるレンガ積みの煙突が
いい感じです。
もち米を蒸しているのか、湯気があがり、
餅つき機らしい機械の音が
カッタンカッタンと響いていました。
以前取材に伺ったときに聞いた話では、
昔は米を蒸すのに石炭を使っていて、
煙突はその時代の名残なのだそう。
今は灯油を燃料にしているけれど、
煙突はまだ使っているとのことでした。






# by wilderness-otaru | 2014-01-30 09:20 | 小樽散歩 | Comments(0)

稲穂橋の50年 〜小樽初のロードヒーティング〜

稲穂小学校前でJR線路を越える跨線橋
〈稲穂橋〉のことは以前にも書きました。
稲穂橋の50年 〜小樽初のロードヒーティング〜_d0174510_2314247.jpg

雪が深い。階段が埋まりかけて急な坂道になってます。
こうなると昇り降りするのはかなりトリッキー。

この橋のことは小樽市史にも載っているのですが、
最近になってまた新たにわかったことがあります。
現在の橋ができたのはちょうど50年前の1964年。
東京オリンピックの年ですが、
この開会式の2週間ほど前に小樽では、
当時の国鉄の高架工事が完了しています。
それまで国道5号と花園銀座通りにあった
悪評高い“開かずの踏切”が、
これによって解消されました。
高架線を一番列車が通ったのは9月27日。

で、高架工事と稲穂橋との関係は?
そうです、高架化のために線路をかさ上げするには、
その上を跨ぐ稲穂橋もまた、高くしなくてはならなかったのです。
高くするため橋の両端には階段が設けられました。
しかも、通学路ということもあって、
橋にはロードヒーティングの設備が設けられました。
これが小樽市内で初のロードヒーティングだったのです!
(ちなみにロードヒーティングって雪国以外の人には馴染みがないと思いますが、路面に熱源を設置して降った雪を溶かす装置です)。

そのことを記した昭和39年3月14日の新聞記事がこれ。
稲穂橋の50年 〜小樽初のロードヒーティング〜_d0174510_2324162.jpg

先代の橋が写真に写っていますが、
橋には階段がなく、まっすぐです。
このときは車も通れたのです。

そして12月、橋のかさ上げが
完工したことを伝える新聞記事がこちら。
稲穂橋の50年 〜小樽初のロードヒーティング〜_d0174510_23271868.jpg

ロードヒーティングの誕生を華々しく報じています。
『一般市民も、一面の銀世界の中に
黒々と現れた“夏の階段”にびっくりしていた』
という一文がおもしろい。
今ではあちこちにあるロードヒーティングも、
この時代にはまだ目新しかったわけです。
街なかにはいろんな、小さい歴史があるものです。

ところで、じゃあどうして今は階段に雪が積もってるのか!?
故障したまま、直してないからでしょう(笑)
稲穂橋の50年 〜小樽初のロードヒーティング〜_d0174510_23325426.jpg

時折(2週に1度くらいか)、大掛かりな除雪が行われます。
でもこんなにきれいにしなくていいから、
人ひとりが安全に通れる通路の除雪を、
降雪のたびにやってほしいんだよなあ……。


【追記】
その後、新しい発見がありました。
昭和39年9月27日、高架開業初日の
一番列車を撮った写真をよく見たら、
稲穂橋が2つ架かっているのです。
階段がなくまっすぐな古い橋、
そして両端に階段ができて
歩行者専用となった新しい橋です。
これでもちゃんと列車が通れたということは、
橋の架け替えは高架化に対応するというよりも、
その後の電化によって架線が張られることを
見据えたものだったと思われます。
稲穂橋の50年 〜小樽初のロードヒーティング〜_d0174510_15243935.jpg

背後には稲穂小学校の円形の体育館も見えています。
貴重な建物でしたが1994年に解体されました。







# by wilderness-otaru | 2014-01-27 23:37 | 小樽散歩 | Comments(0)

毎日よく降ります

天気予報で大雪の恐れあり、
と言っているときよりも、
普通に今日は雪と軽く言っているときの方が案外、
大雪になるような気がします。
ここ数日、よく降ってます。
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▲積雪地の信号はなぜタテ型が多いのか、
これでよくわかります。
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▲別に坂道ではない。
クルマも通れる小路だったはずだけど。
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▲ロードヒーティングの境目には、
こんな段差が……。





# by wilderness-otaru | 2014-01-23 09:49 | 小樽散歩 | Comments(2)

厳冬期のオタモイ海岸

以前、雪に閉ざされたオタモイ海岸を
訪ねたことがあります。
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▲“七曲がりの坂”。
つづら折れの坂道ですが、
雪に覆われた今は道路を無視してショートカット。
スノーシューで滑り、急斜面を
転げ落ちるようにして(?)一気に下ります。
単独行動なのでラッセルの苦労は覚悟してましたが、
わりと雪は締まっていて意外にラクでした。
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▲断崖に設けられた
遊歩道のトンネルが見えてきました。
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▲石狩湾の向こうには増毛の山並みが見えます。
右側の尖ったピークは群別岳か……。
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▲遊歩道はすっかり雪に埋もれてます。
ステップを刻みながら慎重に。
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▲龍宮閣跡が見えてきました。
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なかなかの高度感です。
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▲あら!? 出口は……。
吹きだまりで塞がれています。
こんなトンネル内に
あまり長居はしたくないのだけれど……。
スコップでツララを叩き落とし、
雪をかき出し、腹ばいになって
ようやく通り抜けました。
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▲長らく道を通る人はいなかったようです(当たり前か……)
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▲地蔵堂に着きました。
管理人さんは不在のよう。
堂内に入ることはできたので、
お参りしてきました。

※地蔵堂への道は、市では立ち入り禁止としています。
こちらも参照ください。

それはともかく、雪に覆われた地蔵堂への道は、
雪山に慣れた人でないと危険です。
決して安易にマネされませぬよう……。








# by wilderness-otaru | 2014-01-18 17:41 | アウトドア | Comments(2)