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道東への旅【3】牡蠣の町、厚岸へ

厚岸に来ました。
名産の牡蠣が有名です。
牡蠣好きにはたまらない町。
あ〜ここに住みたい……。

まず訪れたのは漁協の直売店〈エーウロコ〉。
変わった店名だけど、それはどうでもいい。
何といっても新鮮な牡蠣が安い!
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今日のところは買物はなしで、
向かったのは道の駅内のレストラン。
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店の入口に牡蠣やサンマなど魚介はもちろん、
肉、野菜などBBQ用の食材を売っていて、
それを買ってテーブルの炭火で
自分で焼きながら食べるという
まことに夢のようなシステムであります。
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牡蠣はナマで。
その名も〈牡蠣にあう酒〉とは
釧路の酒蔵〈福司〉の製品。
たまらないね、この組合せ。
ま、牡蠣に合わない酒なんかないんだけどね……(笑)

この日は道の駅で車中泊を決めていたので、
たらふく飲んで食って、そのまま寝るという
しあわせな夜です。

zzzzz〜

さて翌朝。

朝食のパンを買おうとセイコマに向かったら、
何と街のど真ん中の横断歩道をエゾシカの親子が……!!
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イオンの真ん前。
「買って実感! 毎日がお得!!」
シカたちも実感している……かな?
少し追っかけてみたら、イオンの隣の公園で
のんびり草を食べてました。
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道東でシカは少しも珍しくないけれど、
これほど“街のどまんなか”は、そうそうない光景では!?

カキ食ってシカ見て、厚岸はいいところ。
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厚岸大橋を渡って。
厚岸湖と外洋の間に架かる橋です。
「湖」といっても限りなく「湾」に近い。
この汽水湖が牡蠣を育んでいるわけです。
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橋の上から外洋側を見る。
天気は霧雨でどんより。
お、牡蠣の殻が溜まってますね。

道東の旅はまだまだ続く。
さらに東へ向かってクルマを進めます。









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by wilderness-otaru | 2018-10-05 22:50 | Comments(0)

新十津川から滝川、そして美唄へ。目指すは「福よし」!

札沼線で新十津川に着いた後、
復路の列車には乗らず、
歩いて石狩川対岸の
滝川に向かいます。
バスもあるようですが、
距離にして5kmくらいなので、
歩いて行きます。
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石狩川を渡る。
さすが北海道一の大河。
中流域でも川幅は広いです。

川を渡って滝川市に入ったら、
河川敷に何か見慣れないものがある……。
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グライダーだ!

滝川はスカイスポーツが盛んなまち、
とは聞いていたけれど、これか。
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けっこうひんぱんに
離発着するので、
川原で見物していました。
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▲これは自力で離陸できる
モーターグライダー。
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エンジンのないグライダーは軽いから、
テイクオフのときは
飛行機より先に
浮き上がるんですね……。

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その後は街なかに入り、
古い建物をウォッチ。
華やかな意匠を施した建物は
昭和7年築の旧北海道拓殖銀行、
今は北洋銀行の支店として現役です。
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道路を隔てた向かいには
こんな建物もあった。
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建物に向かって右側の卯建には
“マルに井の字”の「印(しるし)」が。
もとは今井呉服店の建物だったそう。
建築は明治22年と古い。

今は金物店になっています。

後日、ネットで調べたら個人のブログなど、
いくつかの記事がありましたが、

Weblio辞書には、今井呉服店の滝川店に関し、
以下の記事がありました:

1890年(明治23年)に開設した[7]今井呉服店の初の地方支店で、
1900年(明治33年)に丸井今井滝川支店音楽隊を結成する[146]など
営業活動以外にも展開していたが、1910年(明治43年)に
山田呉服・金物店に譲渡して撤退した[7]。
その後1934年(昭和9年)に山田呉服・金物店の金物部が
合名会社中川金物店となり[7]、1957年(昭和32年)に
店舗全体を同店のオーナーの中川正が買収して店舗拡張を行い[7]、
1967年(昭和42年)に株式会社中川かなものに改組されて
現在も同社が使用している[7]。
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透かしの看板が古風です。

そのあと街なかをぶらぶら歩き、
「滝川市美術自然史館」を見学。

滝川では500万年前のカイギュウ(海牛)の
化石が発見されていてることから、
それに関連して恐竜などの骨格標本も
多数展示されています。
ティラノサウルスなど大型のものも
たくさんあって、なかなかすごい。

で「美術」の方はというと、
当地ゆかりの日本画家、岩橋英遠の
作品も展示しているということだったのだけど、
これはまったく期待外れ。
小さな部屋が1つだけで、
作品はほんの数点。
「こんだけ!?」
あとでスタッフの人に確認しましたが、
ホントに「そんだけ」でした……。

駅に戻る途中で見かけたのがこれ。
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北海道ではおなじみ、
松尾ジンギスカンの本店です。
大きな建物ですが、
意外にも繁華街ではなく、
静かな住宅地に忽然と、という感じで
建っています。

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駅近くの商店街は、閑散。
日曜定休の店が多いのだろうか。
歩いている人の姿が、ほとんど見られない。

そのあと列車に乗って、
目指したのは美唄。

なぜ美唄か……。
何を隠そう(!?)今回のJRを使った小旅行は、
そもそも美唄に行くことから
発案されているのであります。

数年前、「福よし」という店を
取材したのがきっかけで
名物「美唄やきとり」が大好物になり、
その後も機会あるごとに店に寄り、
持ち帰りで味わってきました。

家で食べるのもおいしいけれど、
やっぱり店で焼きたてを食べながら
お酒を飲みたいよね。
札幌市内にもフランチャイズなのか、
「福よし」の店はありますが、
やっぱり美唄の本店でなくちゃ……。
となるとJRで行くしかない。

せっかく美唄まで行くのだから、
一日散歩きっぷを活用して、
もっと旅をしようということで、
考えたのが新十津川→滝川→美唄
というコースだったわけです。

午後4時の開店を待って「福よし」店内へ。
小上がりを勧められたけど、
あえてカウンターに座らせてもらいます。
飲食店では厨房での仕事を見ながら
食べるのが絶対、楽しいです。

意外にも店内で食べているお客は
ほとんどいない。
替わりに電話での注文がひっきりなしに入り、
焼き場ではフル回転で串を焼き、
店の人がてきぱきと動き回っています。

ビールに日本酒を飲みながら
美唄やきとりを食べ、
“Live 福よし”を満喫して大満足です。

写真は撮ってないけれど、
数年前、取材時に撮ったものを
いくつか載せときます。
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これは厨房内、焼き場に入らせてもらって
撮った1枚。
1つの串に正肉、モツと
混ざっているのが特色です

またいつか行きたいなあ。














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by wilderness-otaru | 2017-11-08 23:44 | 北海道の各地 | Comments(0)

塩谷のウニ漁

当方で編集制作を担当する
北海道新聞小樽版・別刷りの月刊紙
「新ねっとわーく小樽」6月号は本日発刊。

今号では塩谷のウニ漁を
大きく取り上げました。
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▲ウニ漁が行われるのは早朝で、
決められた時間になると、
舟が次々に港に帰ってきます。
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▲これが本日の収穫。
獲れたウニは直ちに
それぞれの家に運ばれ、
“むき”の作業が始まります。
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▲まずはウニの殻を半分に割る。
これはどこの家でも
父さん(漁師さん)の担当です。
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▲割った殻から“身”を取り出す。
これは奥さん方の仕事です。

専用のヘラで掻き出しますが、
ウニが食べた昆布カスなどが
付いているので、それを
ていねいに取り除きます。

折に詰めたり、あるいは
塩水漬けのパックにします。
どちらにしても、かなり手間が掛かります。

次の日は海上での
漁の模様を撮影しました。
塩谷の漁場には
海沿いの道路がありません。
そこで撮影は、カヤックで。
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▲漁港のすぐ北側。
背景には塩谷丸山がそびえています。
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▲中ほどに見える、
細長く隙間の空いた岩が
「絃掛岩」(つるかけいわ)。

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▲中央、窓が開いているのは
その名も「窓岩」。
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▲海岸は、ほんとに奇岩だらけです。
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▲漁のあいだは
舟のエンジンを切っているので、
海面はまったく静かです。
聞こえる物音といえば
かすかな波音、海鳥の声、くらい。
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▲前日、ウニむき作業を見せてもらった
漁師さんに接近します。
「また来たの?」と笑われた。
「ちっとも獲れねーわ」とも言ってました。
(ちゃんと獲れてるようでしたが……笑)

箱メガネで水中を見ながら、
両手でヤスを持ち、
足で櫓を漕いで舟を動かす、
「職人芸」が見事です。

ウニ漁に関する、以前の記事は、こちら












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by wilderness-otaru | 2017-06-15 11:10 | できごと | Comments(0)

Arinco Mou Dash(アリンコ モウ ダッシュ)というお店

昨年7月にオープンして、
かなり人気・注目度の高い店が
ここ「アリンコ モウ ダッシュ」。
先月、雑誌の取材で伺いました。
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ユニークな店名、イラストが愛らしい。
特に深い意味はないそうで、
おもしろく思われて印象に残れば……
と決めたそうですが、
その点では大成功でしょう。

メニューの中心はオムライスです。
基本的なケチャップ味のものから、
ちょっと創作的なもの、チーズ焼きなど、
10種くらいのバリエーションがあります。

僕はふだん、お客として飲食店に行くときに、
店内で写真は撮りません。

せっかく出された料理には、
カメラなんか向けてないで、
すぐに料理と向き合って味わうのが
作った人への礼儀だと思うから。

今回は雑誌の取材なので
照明機材を使っての撮影ですが、
以下は誌面で使わなかったカットです。
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これはビーフシチューオムライス。
ふわりとしたオムライスと、
やわらかく煮込まれた牛肉が、
よく合います。

店でもうひとつの人気はマフィンです。
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こちらは奥さまの担当で常時5ー6種類。
これがまたおいしい。
写真では手前がベリーベリーチーズ。
そこから時計回りに
カラメルアップル&クリームチーズ、
ショコラオランジュ、
ティラミス、
抹茶&ホワイトチョコ。
食後のデザートにも、おみやげにもグッドです。

店を切り盛りするのは若いご夫婦で、
昨年、仙台から小樽に移り住んで、
この店を開業しました。

開店前にはいろいろリサーチしたそうですが、
そこで得た、いい材料は何もなし!
「小樽では難しい」「やめとけ」
という反応が多かったそうですが、
そう言われて逆に、
やってやろうという気になったというから
頼もしい。
小樽にないタイプの店で勝負しようと。
観光客ではなく、
地元の人に愛される店でありたいと。

朗らか、おっとりした雰囲気で、
とても感じのいい2人ですが、
なかなか気骨があるような……。

洋食の店は小樽にいろいろあるけれど、
コテコテの洋食というよりも、
日本人の普通の味覚に合って、
食べ飽きない料理を心掛けている、とご主人。

料理全般の作り方にちょっとしたヒミツがあり、
こっそり聞いて、なるほど!と思いました。
けっこう意外、しかし食べて納得でした。










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by wilderness-otaru | 2016-03-03 10:09 | 小樽散歩 | Comments(2)

さよなら、大盛食堂。

手宮地区にある〈大盛食堂〉。
住居表示では末広町に入ります。
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カウンターに座って、小さな貼り紙に
びっくりしたのは4月末のこと。
ちょうど手宮公園の桜を撮りに行った帰りでした。
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昼どき手軽に行くには少々遠いということもあって、
僕がこの店に食べに行くのは1〜2ヶ月に1回程度ですが、
5年ほど前、地元の情報紙の取材に訪れて、
いろいろ話を伺ったことがあります。

昼どきには近隣の病院や会社などからの
出前で大忙し、という話も。
営業時間が午前9時からと早いのは、
近くにあるバス会社の都合に合わせたためでした。

「店がなくなったら困る人多いだろうな」と
思わず口にしたら、
店のおばちゃんも「そうなのよ〜、
だけど私がたももう歳だからね」。

現在はご主人夫妻と、ご主人の
お姉さんとで店を切り盛りしていますが、
先代が創業したのは昭和22年頃、
最初はラーメンの屋台だったそうで、
「大盛」はそのときからの店名です。
屋台を出したのは能島通り、
その後10年ほどで店を構え、
2度の移転を経て、現在の店に
落ち着いたといいます。

ママさん(奥さま)はたまにしか行かない
僕のことを憶えていてくださり、
取材後、だいぶ経ってから暖簾をくぐったときにも、
「前に取材にみえた方ね?」と声を掛けられたのは
うれしいことでした。

ちなみに名前が大盛といっても、
料理が特に大盛というわけではありません。
ただし大盛を注文すると、
普通の大盛よりは大きくなると聞きました。
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(上の写真は5年前の取材時のものです)

店内に掲げられるメニューは、
ざっと数えて40あまり。

素材がどうのとか、当店のこだわりは……
などとヘンな力を込めることは何もない。
でもどのメニューも手頃な値段で、普通においしい。
これがまさに、みんなに愛される大衆食堂です。
(しかし店で使うニンニクは小樽市内の農家から直接仕入れているのだそう。
小樽でニンニクが?と意外に思った記憶がありますが、
それがどこだったかは不覚にも記憶がない。
確か、塩谷か蘭島あたりだっと思うのだけど……)。

ラーメンは500円という安さですが、
あっさりとして、だしの風味が際立って
とてもおいしい。
20年以上前からこの値段を
変えずにきたということで、
少しくらい値上げしてもいいのに……
と思っていましたが、
上げることなく閉店というのが寂しい。
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店のご主人は昼どき、出前にフル回転です。
距離によってバイク、自転車、徒歩と使い分けます。
このバイクがなかなかカッコいい。

一度、信号待ちで僕のスクーターと
並んだことがありました。
そのとき少し言葉を交わしたらご主人、
「よくバイク好きかって思われるんだけど、
別にそうじゃないんだよな〜」と笑っていました。

店の営業も残すところあとわずか。
もう1回行くか、それともこのまま静かに見送るか……。
ちょっと迷います。











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by wilderness-otaru | 2015-06-28 12:43 | できごと | Comments(4)

冬期限定! マダラの子……とGODIVA(??)

一般にタラコとして食べるのは
スケソウダラの卵ですが、冬のあいだは
これに加えてマダラの卵(「マダラの子」とよく呼ばれる)
も出回ります。

このマダラの卵、鮮度のいいものは
加熱せずに醤油漬けで食べることができ、
これが旨いんだ……。
北海道だけかは知りませんが、
東京ではついぞ見かけなかった食材です。

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中央市場、渡部鮮魚店で。
手前に見えるのが「マダラの子」で、
手のひら一杯に載る大きさで300円台なのだから、
なかなかお手頃価格です。
ちなみに画面奥には卵全体の
黒々としたかたまり(¥1700)も見えます。
でかい!
マダラって120cmくらいにもなる、
大きな魚なんですね。

アップで見ると少々グロテスクな感じですが……。
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周囲の皮膜を切って中の卵を掻き出し、
醤油と酒、それにみりん少々で漬け込みます。
最初は水っぽい感じですが、数時間おくと
卵が水分を吸い込んで締まってきます。
そうしたらもう食べ頃。実に簡単です。
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できたところ。ご飯に載せても、
酒の肴としても、絶品!!

このマダラの子、スーパーの店頭にも並びますが
「加熱用」と表示されていることもあります。
やっぱり対面販売の市場で
店の人と話しながら買うのが、
気分的にも安心です。
しかし店のかあさん曰く、
これが出回る時期は
もうそろそろ終わり……とのこと。

この店では、今の時期の市場には珍しく
保冷剤を付けてくれました。
仕事の途中に立ち寄ったと見られたのか
(そのとおりですけど……)

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ふと見れば、保冷剤にはGODIVAの文字が。
バレンタインの名残!?
なかなかお洒落なマダラの子、でした!







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by wilderness-otaru | 2015-02-17 00:48 | 小樽散歩 | Comments(1)

Xmasが来れば思い出す……「なると」の若鶏半身揚げ

小樽市民で「なると」の若鶏半身揚げを
知らない人はいません。
料理の名前がすべてを表す、
単純にして豪快な一品。
今では小樽市内にいくつかのお店がありますが、
その総本家が梁川通りにある、ここ。
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〈若鶏時代なると本店〉。
今では旅行雑誌・ガイドブックなどに紹介されることも多く、
花園の〈ニューなると〉を含め、
何度か取材に伺っています。
近いところではつい先月にも
稲穂の本店にお邪魔しました。

店の創業は昭和32年。
もとはお好み焼きの店だったのだそう。
当時は鶏を鉄板焼として出していました。
昭和35年頃、それを揚げ物にしてメニューに加えたところ、
これが大当たり。
当時は業務用の大きなフライヤーは普及していなく、
道内の飲食店では珍しかったといいます。
ちなみに店名の〈なると〉は創業者が淡路島の出身で、
鳴門海峡にちなんで命名されています。

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外はパリパリ、中がジューシーという揚げ方が信条。
途中で真ん中に切れ目を入れて中まで熱を通し、
計12分ほど揚げます。

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写真は以前、雑誌の取材時に撮影したもの。

なるとでは、寿司とのセットが
人気メニューです。
半身揚げは手が脂でベトベトになっても、
両手を使ってきれいに食べるのが正しい味わい方。
どんなに仲睦まじそうなカップルでも、
食べてるときは無言になって
小骨の山を築いていきます。

ところで今回のタイトル、「Xmasが来れば思い出す……」。

なぜかといえば僕が初めて
〈なると〉に行ったのは(花園の店でしたが)、
小樽に住み始めて間もない頃の、
忘れもしないクリスマスイブのことでした。
そのときは知らなかったのだけど、
小樽ではXmasに半身揚げを持ち帰る人が多く、
この日の店はフル回転の大忙しとなります。
まあ、容易に想像できるのだけど、
そんなことを考えもせず店に行ってしまった……。

店に入り、「2階へどうぞ」と、
言われたとおりに階段を上がると……。
そこでは大半の客席に持ち帰り用の袋がびっしり並んで、
猛烈に慌ただしい雰囲気。
店の人は「2階に上がってって言われたんですか!?」と
険しい表情です。
この期に及んでやっと状況を理解し、
少々落ち着かないなかで席に着きました。

しかしそんな大忙しにも関わらず、
注文した料理は驚くほどスムーズに出てきたことを
覚えています。
以来、何度か店に食べに行ってます。
もちろんXmasの時期は外して、です(笑)!







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by wilderness-otaru | 2014-12-24 11:12 | 小樽散歩 | Comments(0)

小樽 中央市場のお店

先日、小樽 中央市場を取材する機会がありました。
そのときのアウトテイクからいくつか。

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小樽駅前通りに平行して並ぶ
3棟の細長い建物が、中央市場。
(国道に面した1棟は〈中央卸市場〉と名前も組合組織も別です)。
建物は昭和29〜31年に相次いで完成した、
鉄筋コンクリート3階建てです。
1階が店舗、2、3階は住宅になっていて、
この時代としては近代的な建物でした。
敷地は戦時中に防火帯だったところで、
ここに建物を造るにはコンクリートの
防火建築でなくてはならなかった……。
もちろん建設費用はかかるけれど、
市場に人が押し寄せて、商品は置いたそばから売れていく……
そんな時代でした。
返済に大きな苦労はなかったらしい。

今は入居する店の数もずいぶん減って、
空きスペースが目立ちます。
それでも元気に商売する人はまだまだたくさんいて、
なかなか活気があります。
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▲成田青果店。市場の中で意外にも
八百屋さんはここだけ。
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▲海産物の加工品もいろいろ扱う奧山商店。
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▲渡部鮮魚店のご主人が
大きなカスベ(=エイ)を捌いていました。
使い込まれ、すり減ったまな板
、研ぎ澄まされた包丁。プロだなあ。
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▲この時期、ヤリイカは本州産。
奥のカレイはまだ動いてました。
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▲カネイ商店の、とても明るいおねえさん。
市場の元気の素!
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▲その隣、新井精肉店。
肉を使った惣菜もいろいろ作っていて、
このときは鶏の半身揚げができたて。うまそー!

いつもはスーパーで買い物しているという人も、
たまに市場をのぞいてみると、
いろいろおいしいものに出会えますよ。







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by wilderness-otaru | 2014-12-19 06:51 | 小樽散歩 | Comments(0)

赤井川村へ 〜サザエさん案山子と“村そば赤井川”〜

先日、小樽市の隣、赤井川へ行ってきました。
余市方面へ抜ける道路を走っていると、
急に視界に飛び込んできたのがこれです。
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サザエさん一家の案山子(かかし)です。
facebookなどに記念写真を載せている人がいましたが、
ここにあったのか!!
とても上手にできています。
黄金色に色付き始めた田んぼの一角に立つ一家の人形は、
いかにもほのぼのしていていいなあ。

この日の目的はサザエさんではなく、そばです。
「村そば赤井川」という店が、昨年(かな?)
オープンしたと聞いたので、食べに行ってみようと。
赤井川市街を過ぎて余市寄り、
道道沿いにあってすぐわかりました。
周囲をそば畑に囲まれた、いいロケーションです。
こげ茶色の渋い外壁が、なかなかしゃれてます。
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店内で食券を買うシステムで、もりそばは500円とお手頃。
そばは十割に繋ぎを3.5%加えた……と説明にありました。
そういうのを十割というのかな、と表現には
若干の違和感を覚えましたが、まあどういうものかは伝わります。
ほかに、かき揚げなど載せた?(←記憶不確かです)
温かいそばのメニューもいくつかあったようですが、
ここはやっぱり直球勝負のもりそばで。

しばし待って出てきたそばは、とても風味豊か。
程よく歯応えある麺です。
つゆも甘過ぎず(←ここが大事!)、いい味でした。
薬味は刻みネギのほか、辛みの強い山わさびです。
そばの持ち味を邪魔しない程度、箸の先でひとつまみを
ときどき口に入れると、風味が爽やかです。

麺の量は決して少なくはなく、
時に高級志向を気取った店にありがちな、
800円くらいで「こんだけ!?」といったもりそばとは違います。
値段からみて機械製麺なのだろうけれど、
まあおいしければいいんで、満足度の高い店でした。

店舗はもともとあった古い住宅を、
手造り的に改装して仕上げたものだそう。
若いスタッフの接客もてきぱきしつつフレンドリーで、
好感がもてました。

店は夏〜秋の土日、昼どきのみの営業だそうです。

店の周囲は広いそば畑。
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by wilderness-otaru | 2014-09-09 22:52 | 北海道の各地 | Comments(0)

イクラの醤油漬けを作る。

久しぶりに、食べ物ネタです。
鮭やイクラが店頭に並ぶ時期になりました。
イクラは家じゅうみんなが好きだけど、値段もそれなりなので
しょっちゅう食べるものではありません。先日、取材で余市に行った際、
有名な「柿崎商店」(2階の食堂「海鮮工房」もよく知られています)をのぞいたら、
良さそうな生筋子を見つけ、購入!
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グラム数はわからないけれど、これで1800円は安いと思います。
普通のスーパーなどだと1000円近く高いかもしれない。

手間はかかるけれど、自分で漬けるのも楽しみのうちです。
まずは卵をほぐすところから。
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お湯に漬けて周囲の皮膜を剥がしていきます。
この時のお湯の温度は、人によって「ぬるま湯」「かなり熱め」など
さまざまなようですが、ぼくは「ちょっと熱めのお風呂」くらい、かな。
この温度でも卵の表面が固くなることはありません。

極端に熱くしない限り、厳密な温度管理もまったく不要です。
どっちみち洗っている間に温度はどんどん下がっていくし……。
汚れるのも速いので、ヤカンで沸かしたお湯なんかでは足りません。
蛇口から出るボイラーのお湯をそのまま使って、何度か替えながら作業しました。
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大きな皮膜を取った後も、細かなカスがたくさん出てきます。
水の中では卵が沈み、皮膜カスは浮かぶので米を研ぐように、何回、
いや何十回と洗います。この段階ではもはや熱いお湯は必要ありません。
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やっとここまできれいになりました。お湯で洗うと卵が白濁しますが、
煮えてしまったわけではないので、ノープロブレム。
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ザルに移して水をよく切って……。
次は味付けです。
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正確に計ってはいませんが、意識としては醤油8、酒2くらい。
それに、みりんと麺つゆをほんの僅かにたらして、味が丸くなるようにします。
まあこの辺の加減はお好みで。
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半日おけば、もう食べられます。

ご飯にも、酒にも……。
旨い!! これぞ秋の味覚です。





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by wilderness-otaru | 2014-09-05 09:14 | できごと | Comments(0)