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古民家、見つけた……

街なかにある古民家のことは、
これまでにも折にふれ載せてきました。
先日、入船(といっても広いけど……)の、
普段はあまり歩かないところを通った際、
大通りからわずかに入った場所で、
味のある家を発見。
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レンガの煙突、窓のまわりの装飾など、
なかなかの建物です。
ただし玄関前の小屋根が傾くなど、
傷みが目立ちます。
人は住んでいるのだろうか……。
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この家の向かいにも、古風な家が1軒。
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こちらは屋根も真新しく、
よく手入れされている様子。
玄関前には1つだけ、
小さなアイスキャンドルが置かれていました。
現在開催中の〈小樽雪あかりの路〉に合わせた
“私設イベント”なのか……。
点灯しているところも見たいものです。













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by wilderness-otaru | 2016-02-10 10:41 | 小樽散歩 | Comments(0)

古民家を探して

小樽の市街地には古民家が多数あります。
そもそも「古民家」って
正確に定義されているわけではないですが、
昭和初期あたりの築と思われる住宅は、
街なかのあちこちに見られます。
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▲これはけっこう大きな建物。
アパートだろうか……。
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▲白塗りの外壁が洒落ています。昔の家によくあった、
煙突を守るための屋根の“雪切り”(正しい名前は知らないけど……)が、
しっかり効果を発揮しています。
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▲こちらはなかなか大きく立派な姿。
しかし人はもう住んでいない様子。

そういえば先日、会社に1人の女性が訪ねてきて、
弊社刊『小樽散歩案内』を手にしながら、
本に写真が出ている古い民家の場所を
教えてほしいと……。
古民家が好きであちこち訪ね歩いているとのことで、
どの辺に多くありますか?とも聞かれたので、
いろんなところに点在してますと答えました。
まさにそうとしか言いようがなく、
古民家が集まっているエリアというのはありません。
逆に、新興住宅地を除けば古民家は
どこにでもあり得ます。

ちなみに上の3点の写真はいずれも花園、
市役所からほど近い場所にあります。
市街地の細い小路を、あみだくじのように
ジグザグと歩いていると、
おっと目を惹くような建物がけっこう見付けられて、
楽しいです。










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by wilderness-otaru | 2016-01-15 11:04 | 小樽散歩 | Comments(1)

手宮・能島通り界隈 かつての“狸小路”など

小樽市内で年内最後の取材は手宮、能島通りの界隈。
能島(のじま)とは明治時代初頭から
一帯の土地を所有した地主の名で、
その屋敷は今も通りから一歩奥まった場所にあり、
古色と風格とを備えた姿が見られます(ここでは写真はナシです)

能島通りは私有地を公共の道路として提供したもので、
そのために、地主の名で呼ばれています。
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昔ながらの商店街ですが、近年は
ずいぶん店が減ってしまい、空き地もチラホラ。
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この古風な建物は銭湯「富士の湯」。
大正時代に創業した老舗です。
画面奥に向かう通りは昔「狸小路」と呼ばれ、
少々怪しい店が並んでいたらしい。
この北側には「北廓」と呼ばれた遊廓がありましたが、
この狸小路には遊廓に行くほどのお金のない客を当て込んだ、
いちランク下の店が集まっていたのだと、
街の昔を知る人に聞きました。

富士の湯の向かいにあるこの建物。
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今は一部が美容室になっていますが、
格子のはめ込まれた2階の窓など、
いかにも“それらしい”造り。昔の言葉でいう
“女郎屋”で、古老いわく、
子どもの頃にはこのあたりに近付いちゃダメと
言われていたのだそう。
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ところで富士の湯ですが、玄関の貼り紙には、
『入浴道具の引き取りお願いします』、と。

え!? ということは……。







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by wilderness-otaru | 2015-12-26 16:08 | 小樽散歩 | Comments(3)

錦町 小樽地守稲荷のあたり

前回、浄應寺の続きです。
坂道を下って手宮地区の街並みへ。
町名では錦町です。
通りすがり、家並みのあいだの
一段高まった位置に立つ
鮮やかな鳥居に目が止まりました。
その上にこんもりと咲く八重桜にも。
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右手の家は神社の石段の上に乗っかる造り。
家の中はどうなっているんだろう。
室内にも石段があったりして!?

石段を上がると丘の斜面に突き当たります。
右手方向に草むらを
踏み分けて進むような跡が
かすかにありましたが、
長靴でも履いていないと
進むのがためらわれる感じです。
石段を下り、もと来た道路を少し進んだところで、
今度はこんな建物がありました。
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下見板張りの、古風だが大きな構え。
近付いてみると鉄工所の看板が出ていました。
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味のある書体で浮き彫りに。
しかし看板の真ん中に釘を打ち込むとは、
なかなか豪胆……。
すでに操業はしていなく、
建物はがらんとしていました。
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この建物の横から入る
路地の突き当たりにも石段があり、
その上に先ほどの神社の建物がありました。
なるほど、そういうつくりだったのか……。
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これが社務所。そう古くはなさそうです。
〈小樽地守稲荷〉の文字が読めました。

帰ってから書物を調べたら、
次のような記述を見つけました(要約)
明治39年、荒巻山下に建立不詳の堂宇が発見された。
44年、地滑りが起きて堂宇その他の家屋を破壊、死者十数人を出す。
このときから社名を地辷稲荷神社とする。
大正9年7月社殿を建立、昭和5年、社名を小樽地守稲荷と改称。

なるほど……。
地すべり稲荷では聞こえが良くないから、
地守……に変えたということらしいです。











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by wilderness-otaru | 2015-05-14 13:25 | 小樽散歩 | Comments(2)

フェリー出港! かつての「山ノ上町」の坂から

ちょうど通ったら、
フェリーが出て行くところでした。
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住吉神社前から南小樽駅を通って
海側に延びる、広い道の突き当たり。
といっても、その先の細い坂道を歩行者は通れます。

勝納埠頭のフェリーターミナルを出た船は、
画面右側からゆっくり進んできます。
写真ではちょうど右方向に
大きく旋回しているところ。
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このあと赤白2つの灯台のあいだを通ると、
今度は左に旋回して、目的地の新潟を目指します。
つまり船は大きくS字を描くようにして
出ていくわけです。

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ここからの風景は、街並みの延長に船がいる感じが、
いかにも港町らしくて好きです。

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フェリーを見る場所から反対方向を振り返ると、
ガラス屋さんの古風な建物が。
道路の形に合わせて曲がった形がちょっとおもしろい。
大正末〜昭和初期あたりの建築か、
これも古民家コレクションに、いただきます。

このガラス屋さん、写真ではわかりづらいけれど
「若林商店」という看板を掲げています。
実は明治末期の創業という老舗で、
大正時代の地図にもその名が記されています。
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「若林硝子店」とあるのが、それです。

近くには「開陽亭」の名も読めます。
現在は「海陽亭」となっている、老舗の料亭。
図上で、その下に「高桑支店」という名もありますが、
これは近年まであった私営の水泳教室
「タカクワクラブ」創始者の実家である
材木商の店舗です。

地図では開陽亭と高桑支店とが
道を隔てて向かい合うように見えますが、
実際のところ開陽亭は海岸段丘の崖の上に位置し、
高桑の場所とは大きな高低差があります。
(開陽亭の入口も図上の上側で、建物のすぐ海側は崖です)。

さらに古い明治38年頃の地図を見ると……。
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山ノ上町の坂の上からは、
間近に海が見下ろせた様子が想像できます。










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by wilderness-otaru | 2015-04-18 13:19 | Comments(2)

若竹町かいわい 〜ステキなおうちのある風景〜

坂の多い小樽には、市街を見下ろすビューポイントが
たくさんあります。
観光地的に有名なところもいくつかありますが、
住宅地のなかにぱっと視界が開ける、
意外性のある場所もまたたくさん。

若竹町の高台にあるこの場所も去年、
偶然に見つけた、そんな展望地のひとつです。
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眺めもいいけれど、何といっても手前にある
古風な家がステキです。
まわりを広い空き地に囲まれて、
この一角だけ別世界という感じ。

ステキなおうちのあとに見つけたのは、
フシギなおうちです。
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何やら手作り感あふれる感じ。
よく見ると……。
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「毛利さん 宇宙へ行く」
なんだろう……。

それにしても若竹町のこのあたり、
急な傾斜地でしかも細い道が入り組んだ街並みです。
散歩的にはおもしろいのだけど、
とてもクルマでは入れません。

そこで便利なのは原付のスクーターです。
今日もこれに乗ってました。

こういう道幅の狭い場所で、クルマだったら
停める場所にも困るけれど、原付なら問題なし。

時には、進んでいくと急に……
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こんな感じで道が終わってしまったりすることもあるけれど、
スクーターなら簡単にUターンです。

そこで思い出すのはストリートビュー。
よく狭い道にも入るものだと感心します。
ちなみに上の写真、行き止まりになる階段のすぐ手前まで、
ストリートビューの画像はちゃんとありました。

以前、ストリートビューの撮影をしている
クルマの写真を見たことがあるけれど、
車体の周りじゅう、こすったりぶつけたりで
ボコボコでした。
そりゃあそうだろう……。

スクーターではムリなんだろうな(笑)。







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by wilderness-otaru | 2015-04-11 23:38 | 小樽散歩 | Comments(2)

緑町の古民家 (その2)

緑町界隈の古い木造住宅ウォッチング、続編です。
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バス通りから後ろ姿の見えた
小さな家のたたずまい。
空き地が雪捨て場になっているのか、
ここだけ見ると未だ雪深いですが、
正面に回ってみると……。
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音楽教室の看板が。
古風ながらよく手入れの行き届いた家のようです。
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豆腐店という看板も気になります。

古色漂う民家はけっこうあって、
探しているとなかなか仕事場まで辿り着けません。
もう終わりにしようと思ったとき、
最後に目が留まったのが、この片勾配の屋根をもつ家。


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反対側を見てまたびっくり。
全面がトタン板で覆われた壁面が不思議な感じです。
家の半分を壊したのか……とも想像します。

ともあれようやく富岡まで下がってきて、
浅草寺の前へ。
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読みは「あさくさでら」です。
この寺に由来して、ここから海側に下る通りの名が
「浅草通り」となっています。
今は「日銀通り」の名もあり、古くは「第一火防線」でした。

寺の門の向こうに、カトリック富岡教会の尖塔が見えています。
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ここから教会が見えるのは、ちょっとした発見でした。













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by wilderness-otaru | 2015-04-05 10:27 | 小樽散歩 | Comments(1)

街なかの古民家ウォッチング 〜緑町かいわいにて〜

ここのところ断崖上の“絶景ハンティング”に勤しんでいましたが、
それだけじゃない、実は“古民家ハンティング”も続けています。
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街なかに残る、古色漂う民家の姿には惹かれるものがあり、
これまでにも花園、富岡、入船など、市内あちこちに残る古風な木造住宅の写真を
何度か載せてきました。

今朝は出勤途中に緑町界隈を歩いてきましたが、このあたりにもなかなか
味のある建物が見られます。

雨だったので、傘をさしながらコンデジで片手撮り……。
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▲正面から見ると平屋、でも横から見たら二階建て。

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古民家の“王道”、マンサード屋根。現代の建築にはまずありません。
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古い家には煙突も付きもの。
ハシゴが付いていることが多いです。
煙突の掃除や補修に使うものであり、落雪から煙突を守るものでもあり。
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いずれも昭和初期の建物だと思われます。

こうした古い民家は、景観としては情緒があります。
その一方で多分、住んでいるのはお年寄りだろう、独り暮らしの人も多いかも……と想像すると、
少々複雑なものがあります。
古い家が多いのは、高齢化率の高い小樽の事情を反映しているともいえるので……。

緑町の古民家、続きはまた明日。















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by wilderness-otaru | 2015-04-03 16:31 | 小樽散歩 | Comments(2)

公園通り〜第三大通りの界隈

そういえば最近、小樽の街なか散歩的なことをブログに載せていないことに気付きました。
真夏は暑かったから、どうしても歩くことを避けていた気がします。

だから、というわけでもないのだけれど、昨日は公園通りから第三大通りあたりを歩きながら、きょろきょろ見回してきました。
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▲小樽公園の下から水天宮方面を見る。写真を見て気付きましたが、右端に〈公園通教会〉の尖塔がちらりと見え、
画面奥、水天宮の下には赤い屋根の〈小樽聖公会〉が見えています。
歴史ある2つの教会が1つのアングルに収まっていたのは、少し意外な感じ。
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▲これが公園通教会の交差点。画面を横切るのが公園通り、奥に進むのは〈第三大通り〉です。
今は第三、と呼ぶ人は多くないと思いますが、稲穂小前から入船方面に至る、国道5号の山側を平行する道に、
その名がありました(国道は〈第二大通り〉、稲穂大通りから花園銀座街まで、ひと続きの道が〈第一大通り〉でした)

左の建物は和食料理店の〈庄枋番屋〉。建物はもと(昭和50年頃まで?)消防署の庁舎で、それをもじって店名としています。
外観にもその形跡がはっきりと現れています。
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隣にあるお茶やさん、〈栃原製茶〉の店舗が、また渋い。
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公園通りを少し下った中通り沿いには、以前から気になる建物があります。
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重厚なレンガ積みの蔵、白壁の家がいかにも古風。どんな建物だったのか、非常に気になるのですが、未だに調べられていません。

再び第三大通りを進みます。
ここで視界に入るのは、立派な石垣。現在は〈西病院〉の敷地ですが、もとはたいそうなお屋敷があったのかもしれないと想像します。
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ちなみに、画面に見える〈妙見市場〉のカマボコ型の建物は、昭和39年10月の完成です。
もうすぐちょうど50周年を迎えますが、気付いている人はいないかも……。

それにしても、この石垣の造りの見事さ!
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きっちりと直線に切られた石が、寸分の狂いなく積み上げられていることに、改めて感じ入ります。
いつの時代のものか正確にはわかりませんが、機械力の乏しい時代、櫓を組み、手作業で石を積んでいったのでしょう。

坂の多い小樽には、古い石垣も随所に見られます。いずれそれらをまとめてみたいと思います。






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by wilderness-otaru | 2014-09-13 10:39 | 小樽散歩 | Comments(1)

春めいた日々

ここ1週間ほど暖かい晴天が続いて、めっきり春めいた感じ。
終わりが近いとはいえ、まだ2月なんだけど……。
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朝、ときどき歩く小樽公園入口に建つ〈坂牛邸〉。
田上義也デザインの瀟洒な邸宅です。
レンガの煙突の赤と、屋根の緑。この色の組み合わせに惹かれました。
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1階部分は雪下ろしをしたようですが、2階はまだこんもり。
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ここから公園を横切って街なかへ。
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けっこう歩く人はいると見えて、踏み跡はしっかり付いています。
細いけど……。バランスを崩すとハマルので気が抜けない。
向こうから人が来たら……?
ジャンケンです(笑)
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by wilderness-otaru | 2014-02-28 23:09 | 小樽散歩 | Comments(0)