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春めいてきました。根開きの光景

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日ごとに日射しが強くなってきて、
春の到来を実感します。

木々の根元の雪が周囲よりも早く解け、
丸く穴が開いたような状態になる「根開き」。
公園の斜面でも見られます。
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木の周りは、何もない雪面より
太陽光を反射しない分、温度がわずかに高く、
それで雪解けが速く進みます。

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背後に見える、こんもりと丸い丘は
「桜チャシ」と呼ばれるアイヌの史跡。
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チャシのてっぺんから。
遠くには海が見えます。



過去に関連記事があります。








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by wilderness-otaru | 2018-03-21 13:44 | できごと | Comments(0)

桜チャシ  〜クマゲラ現る!?〜

望洋東公園の一角に
「桜チャシ」という史蹟があります。
史蹟といってもただ土が盛り上がった小さな丘なので、
歴史的なものであることはあまり知られていません。
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「チャシ」とはアイヌが砦や祭礼のために使った場所で、
ここの場合は戦闘用ではなく、
祭礼や会合などの目的で使われたものらしい。
このあたりは朝里川に近く、水や食料を得やすく
暮らしやすい場所だったのでしょう。
昔はサケもごく自然に川をのぼっていたはず……。

数百年も前の史跡がさりげなく住宅の近くにあって、
自由に歩き回れるというのは何やら楽しいです。
昔はどんな景色で、どんな人が行き来していたのだろうか、
などと想像しつつ……。そういえばうちの息子が小さい頃、
ここで小さな変わった石を拾ってきて、
博物館の知人に聞いたら間違いなく黒曜石とのことでした。
小樽周辺で採れる石ではないので、
何らかの交易が行われていたことの証左らしい。

ちなみにこのチャシの存在が明らかになったのは
昭和32年のことでした。
当時、このあたりの大部分は
手つかずの山野(一部には牧場もあったとか?)で、
今のように近くに住宅地ができるのはそれからおよそ
四半世紀あとのこと。「望洋台」という地名も
もちろんありませんでした。

やや離れた桜町の地名を取って「桜チャシ」と名付けられたのは、
そのせいでしょう。

現在のチャシは、
全体が木々に覆われています。
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朝里インターチェンジ方面を見下ろします。
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ふと見ると1本のカラマツの幹に大きな穴が。
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反対側を見るともっとすごい。
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こんなすさまじい彫り方は、ヤツの仕業に違いない!
クマゲラだ!
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木の破片の落ち方からみて、
掘られたのは1週間以内くらいか。
このへんでクマゲラの姿は見たことないけど、
来てるんですね。

天然記念物の野鳥がわが家のすぐそばに来るとは、
ちょっとした驚きです。







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by wilderness-otaru | 2012-03-04 14:39 | 小樽散歩 | Comments(0)